能楽

ユネスコ世界無形文化遺産

「能楽」はユネスコ国際連合教育科学文化機関により、第1回「人類の口承及び無形遺産に関する傑作の宣言」がなされ無形文化遺産に指定されました。

【能楽の歴史について】

『能楽』という呼称は明治時代初頭、靖国神社や紅葉館に能舞台が建立され、当時の新生日本国を代表する芸能に定められ、江戸時代までの呼称『猿楽』を改め、能・狂言を合わせ『能楽』と総称されるようになりました。

能楽の歴史は古く、聖徳太子の御代に仕えた秦河勝を祖とする伝承があります。六世紀には雅楽や散楽などの文化芸能がもたらされ、土着の芸能に影響を与え発展を促しました。

今日では『風姿花伝』『花伝書』など多くの伝書を書記した世阿弥とその親、観阿弥によって能楽を大成させ現代能楽の基礎を築き上げたとされています。

世界に評価される日本の伝統文化の礎は、戦国時代の信長・秀吉・家康などの武家衆により磨き上げられたものが芸術文化としての価値を築いております。


紀尾井町庭内外図 屏風絵巻

音 大鼓 : 大倉 正之助
屏風絵 : 鴻崎 正武  京友禅染 : 吉川 博也